西脇市でリフォームか建て替えか|築年数のたった家の判断の目安と、支援制度の調べ方

写真: 匠工房の施工実績「受け継いだお家をフルリノベーション」。昔ながらの日本家屋を、タイル張りや木目柄でヴィンテージスタイルに直した例です。
この記事の制度の情報は、2026年11月1日に公式ページで確かめたものです。
親から受け継いだ家や、長く住んできた家を、直して住み続けるか、建て替えるか。多くの方が迷うところです。この記事では、判断の目安と、西脇市・兵庫県・国の支援制度の調べ方をまとめました。
まず、建てた時期を確かめる
最初に見てほしいのは、家がいつ建てられたかです。昭和56年(1981年)5月以前の、地震に対する古い基準で建てられた家は「旧耐震基準」の家と呼ばれます。兵庫県によると、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた住宅のほとんどが、旧耐震基準で建てられた木造住宅でした。
建てた時期は、権利書、建築確認通知書、家屋の登記簿、固定資産課税台帳などで確かめられます。西脇市の簡易耐震診断を申し込む時も、このどれかの写しが要ります。
判断の目安
リフォームが向きやすい家
- 柱や梁などの骨組みがしっかりしていて、直したい所が水回りや内装に限られる
- 古い家の雰囲気や、太い柱・梁を残したい
- 住みながら、少しずつ直していきたい
建て替えが向きやすい家
- 耐震診断で安全性が低いと出て、補強に大きな工事が要る
- 基礎や骨組みの傷み、雨漏りやシロアリの被害が広い範囲に及んでいる
- 部屋の数や広さが今の暮らしに合わず、間取りを大きく変えたい
匠工房では、純和風だった日本建築を、通し柱だけを残して広々としたリビングにしたリフォームもしています。リフォームの例は、匠工房の建築ブランド Hi-CRAFT のサービスのページで紹介しています。
西脇市の簡易耐震診断
旧耐震基準の家なら、まず西脇市の「簡易耐震診断推進事業」で、家の地震への強さを知ることができます。
- 対象: 市内にある、昭和56年5月31日以前に着工された住宅(対象外になる条件もあります)
- 木造の戸建住宅は、申込者の負担金が0円と案内されています
- 令和8年度の申請は、令和8年(2026年)11月末までに出すよう案内されています
- 結果は「評点」(地震への強さを表す数字)で出ます。市の目安では1.5以上が「安全」、1.0以上1.5未満が「一応安全」で、1.0未満なら耐震改修を考えるよう案内されています
西脇市の耐震化の補助と上限額
診断で安全性が低いと分かった家には、西脇市の住宅耐震化の補助があります。市のページにある補助の割合と上限は次のとおりです。
- 耐震改修の計画づくり(診断・設計): 対象の費用の3分の2以内、上限20万円
- 耐震改修工事: 5分の4以内、上限115万円
- 簡易耐震改修工事: 5分の4以内、上限60万円
- 屋根の軽量化工事、シェルター型の工事: それぞれ上限60万円
- 建て替え: 5分の4以内、上限115万円
- 防災ベッドなどの設置: 10万円(定額。費用が10万円以上の場合)
建て替えの補助は、安全性が低いと診断された住宅を取り壊し、同じ土地に住宅を新しく建てる費用の一部を補助するものです。令和8年度の補助金は予算に限りがあります(2026年11月1日時点の市のページ)。
兵庫県の案内では、補助は工事の契約の前に市町へ申請します。交付の決定より前に契約すると、補助を受けられません。また、耐震改修工事などの補助を受けるには、県の「住宅改修業者登録制度」に登録した事業者との契約が要ります。耐震改修工事の期間は、木造の戸建住宅なら通常1か月程度と案内されています。
そのほかの支援制度
西脇市では、外壁塗装や屋根の改修などの一般的なリフォームの補助は行っていないと案内されています。目的によっては、次のような制度があります。
- バリアフリー: 介護保険の要介護・要支援の認定を受けた方などが住まいを改造する時、西脇市の「住宅改造助成事業」があります(所得税が非課税の世帯などの条件があります)。対象の費用(上限100万円)に、課税の状況に応じた助成率(3分の1〜10分の10)をかけた額です。兵庫県の「人生いきいき住宅助成事業」もあります
- 古民家: 兵庫県の「古民家再生促進支援事業」は、昭和25年の建築基準法の施行より前に、伝統的な木造の技術で建てられた住宅が対象です
- 省エネ: 国土交通省・経済産業省・環境省の「住宅省エネ2026キャンペーン」が、窓の断熱や高効率の給湯器などのリフォームを補助しています。上限は、みらいエコ住宅2026事業で1戸40万〜100万円(建てた時期と工事の内容による)、先進的窓リノベ2026事業で1戸100万円です。申請は登録した事業者(住宅省エネ支援事業者)が行い、予約の受付は遅くとも2026年11月16日まで、申請は遅くとも12月31日までで、予算に達した時点で終わります
- 減税: 国土交通省の「リフォーム支援制度まるわかりガイド」で、耐震・バリアフリー・省エネなどのリフォームの所得税や固定資産税の減税が紹介されています。税の申告はご自身で行います
匠工房が県の住宅改修業者登録制度や住宅省エネ2026キャンペーンに登録しているかは、相談の時にお伝えします。
調べる順番
- 家を建てた時期を、書類で確かめる
- 旧耐震基準の家なら、西脇市の簡易耐震診断を申し込む
- 西脇市の建築住宅課のページで、使える補助を確かめる
- 省エネの補助や減税は、国土交通省のページで確かめる
- 補助を使う時は、契約の前に申請する
西脇市では、建築士による住宅の相談(リフォーム・耐震診断・耐震改修など)を市役所で開いています。予約制なので、日程は市のページで確かめてください。建て替えになった場合の流れは、西脇市で注文住宅を建てる流れと期間にまとめました。
匠工房に相談すると
Hi-CRAFT では、無料のご相談と資料請求を受け付けています。リフォームや見積もりの相談もでき、現地調査とヒアリングから準備を進めます。どちらにするか決まっていなくても、相談フォームからお聞かせください。匠工房のことは黒田庄で続く匠工房の家づくりに書いています。
参考
確かめた日: 2026年11月1日。制度は年度で変わるので、最新は各公式ページで確かめてください。